
Microsoftが10月31日、Windows 11向けの大型アップデート「Windows 11 2023 Update(23H2)」の配信を開始しました。
ちなみに「Windows 11 23H2」は、コードベースとサービシングブランチが「Windows 11 22H2」と共有しているため、「イネーブルメント パッケージ(eKB)」で新機能の有効・無効を短時間で切り替えることが可能。そのため、アップデートは短時間で完了します。ただし、Windows 11 21H2からアップデートする際には少し時間がかかるでしょう。
150以上ともいわれる多数の新機能が搭載されているので、Windows 11を使っているユーザーはぜひアップデートしてみてくださいね。
Windows 11 23H2が配信開始!ただしWindows 11 22H2 Moment 4と機能に大差はなし
「Windows 11 23H2」では、新機能として150以上の様々な機能や改良が施されていますが、その多くは既に「Windows 11 22H2 Moment 4」として提供済みの機能がほとんどであり、先日配信されたオプションパッチ「KB5031455」を適用していると、あまり変化を感じないかもしれません。
なお、「Windows 11 23H2」固有の新機能としては、「チャット」が「Microsoft Teams」に置き換えられることが挙げられます。Microsoftは新機能、特に対話型AIによるアシスタント機能「Copilot in Windows」や大きく刷新された「ファイルエクスプローラー」などをいち早く利用してもらいたいために「Moment 4」を配信したと思われますが、個人的には「Windows 11 23H2」のインパクトが薄れた点はやや微妙に感じます。
Windows 11 23H2の新機能はWindows 11 Moment 4の解説を参考に
Windows 11 23H2の新機能ですが、基本的にWindows 11 Moment 4とほぼ同様の内容となっております。これについては以下の記事にて概要をまとめていますので、気になる方はご一読ください。
以下のページに英語ですが詳細な解説もあります。
Windows 11 23H2アップデートの適用方法
Windows 11 23H2アップデートの適用方法は以下の通り。
もしも「Windows 11, version 23H2が利用可能です。」の表示が出ない場合は、以下の方法をおためしください。
- 「③更新プログラムのチェック」をクリック
- 「④利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する:オン」→その後「③更新プログラムのチェック」をクリック
管理人の環境では、「④利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する:オフ」の状態でしたが、「Windows 11, version 23H2が利用可能です。」の表示が出ており、すぐに適用可能でした。
Windows 11 23H2をインストール アシスタントやインストールメディアを使ってアップデートする
基本的にはWindows 11 23H2にアップデートしたい場合は、Windows Update経由が無難でおすすめですが、何らかの理由で早期に入手したい場合は、インストール アシスタントやインストールメディアを利用することで早期に適用することも可能です。
ただし、特にインストールメディアを利用する場合は、予期せぬ不具合が出る場合もあるので十分ご注意ください。
Windows 11 23H2のインストール アシスタントやインストールメディアは以下のMicrosoft公式サイトから入手可能です。
Windows 11 23H2 ISOファイルの入手方法
同じく、Windows 11 23H2 ISOファイルも以下のMicrosoft公式サイトから入手可能です。
投稿 Windows 11 23H2が配信開始!配信済みの22H2 Moment 4に一部機能が追加!アップデート適用方法を解説! は enjoypclife.net に最初に表示されました。

