先日から不具合を解消した「Windows 10 October 2018 Update」が一般ユーザー向けに配信再開されましたが、ここに来て様々な互換性の問題が発覚しているのでご紹介しておきます。
まずは最新の「iCloud for Windows v7.7.0.27」と「Windows 10 October 2018 Update」の間に互換性の問題があり、共有アルバムのアップデートや同期の際に問題が発生する場合があるとの事。そのため、現在「iCloud for Windows」がインストールされているデバイスへの「Windows 10 October 2018 Update」の配信は停止されているそうです。
また、AMD製GPUの「Radeon HD 2000/Radeon HD 4000」シリーズと「Windows 10 October 2018 Update」の組み合わせでも問題が発生しているようです。「Radeon HD 2000/Radeon HD 4000」を利用している環境を「Windows 10 October 2018 Update」へアップデートすると、「Microsoft Edge」のタブが機能しなくなる、“INVALID_POINTER_READ_c0000005_atidxx64.dll”というエラーが発生する、一部の環境でロック画面や「ShellExperienceHost」のパフォーマンスが低下することがあるとの事。すでにAMDのサポートは終了しているので、マイクロソフトの対応次第ですが、場合によってはGPUの買い替えが必要になるかもしれません。
そしてトレンドマイクロの一部法人向け製品「OfficeScan」や「Worry-Free Business Security」でも互換性の問題が発生しているとの事。
いずれも該当するデバイスへの「Windows 10 October 2018 Update」の配信は停止しているようですが、当面手動でのアップデートは控えるなど、十分ご注意ください。
参考:窓の杜
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